玉勝間 / 国学
玉勝間(国学)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全1273句。このページは1〜200句目です。
本居宣長が晩年、寛政五年(一七九三)から没する享和元年(一八〇一)まで書き継いだ随筆集です。全十四巻(のちに孫の萬麻呂が目録一巻を加えて十五巻で刊行)、千余りの段に、学問の心得・古語の考証・古書の来歴・朝廷の儀式や装束・世の習いへの批評までが、思いつくままに並びます。最も有名なのは「わがをしへ子にいましめおくやう」でしょう。「わが後に、また善き考えのいできたらむには、必ずわが説にななづみそ。わが悪しき故を云いて、善き考えをひろめよ」——師の説にこだわるな、私の説の悪いところを言え、と自分の弟子に言い置いた一段です。ほかにも、徒然草の「花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは」を古歌の実例で反証した「兼好法師が詞のあげつらひ」、うまい物を食べたい・よい家に住みたい・人に尊ばれたいという欲を「皆人の真心」と肯定した「うはべをつくる世のならひ」、漢意(からごころ)を去れと説く「物まなびの心ばへ」など、宣長の思考の運びがそのまま見える段が並びます。この書には信頼できる翻刻が乏しいため、師導では国立国会図書館の『玉かつま』日本古典全集(正宗敦夫 編纂校訂)巻上・巻下のOCRを底本にし、同じ版の別の刷りと『本居宣長全集』第八を証人にして読み違いを一字ずつ直しました(直した字はすべて記録してあります)。旧字・旧仮名遣いは底本のまま、読めない字は〓のまま残しています。萬麻呂の跋などを除く宣長の本文の全部、千三十七段を、長い段は分けて千二百七十三の章句に収めました。章題は原典の段の題です。
人生を、一行の式にしてみた。
志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。
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