古典を読んで私がまとめた式です。古典がこの形で言っているわけではなく、私の読みです。
人生 = 志 × 積 × 時 × 憤 ÷(1+執)+ 命
自分の外に向かう目標。何のためにという向き。
量と続けること。一度に積める量が小さくても、重ねれば山になる。
勢いと機の熟し方。動く時と、待つ時。
悔しさ。「なにくそ」。人を動かす熱。
こだわり。面子や取り分に曲がると、ほかの全部が目減りする。
どうにもならない巡り合わせ。待つ。作る。認めない。
掛け算なのは、どれか一つでもゼロなら全体がゼロになるから。
割り算に置いたのは執。こだわりが膨らむと、力があるのになぜか伸びません。
足し算は命。努力とは関係なく、あとから加わります。
そして式の先にあるのは「楽」。憤は燃えたまま、執だけが消えたとき、人はどうなるのか。論語の一節が答えています。
読んだことを、毎日の小さな行動に変える道具が、師導の中にあります。
3〜4分。志・積・時・憤・執が棒で出て、いちばん弱い項が分かります。
全部を直そうとはしません。いちばん弱い項を一つだけ選びます。
数分でできることを一日に一つ。「やった」を押すだけです。できない日は飛ばして大丈夫。
測り直して、同じ項をもう一週間続けるか、別の項に移るかを決めます。
連続日数で急かすことはしません。やった日数が積み重なるだけです。
式は、孔子・孟子・老子・荀子・司馬遷などの言葉を読んでまとめたものです。師導には、孫子・宮本武蔵・二宮尊徳など、百冊をこえる古典が入っています。















スマホもメールもない時代の本なのに「上司に提案が通らない理由」がそのまま書いてあります。道具は変わっても人の悩みは同じです。
書かれた本のほとんどは消えました。残ったのは時代が変わっても誰かの役に立ちつづけた言葉だけです。
「人を信じて任せよ」と言う本もあれば「人は信じるな。ルールで動かせ」と言う本もある。両方知っているから自分で選べます。
古典の言葉にはすべて今の言葉の訳と解説をつけました。学校で習った記憶がなくても読めます。
一章にひとつの悩み。いま気になっている章から開いてください。テストはありません。
各章の終わりに「今日の一手」と「七日間の一手」。読んで終わりにしないための、数分でできる小さな行動です。
本の中で引いた言葉は、師導で原文・読み下し・現代語訳・解説とともに読めます。百冊をこえる古典に、そのままつながっています。
囚われても、追放されても、目を失っても、脚を切られても、人は書いた。
悔しさが、仕事になる。
詩三百篇、大抵賢聖發憤之所為作也
――司馬遷『史記』太史公自序
書いたのは司馬遷。罰を受けて身を損なわれた人が、周の文王も、孔子も、屈原も、孫子も、みな逆境のなかで仕事を残したと、自分の仕事を重ねて並べています。
悔しさは、手放したほうがいい感情だと言われがちです。けれど古典は意外なことを言います。悔しさは、人を動かす最もよい燃料のひとつだと。ただし同じ悔しさでも、問題に向かえば力になり、人に向かうとこだわりに変わります。
各章に「今日の一手」と「七日間の一手」がついています。
式の全体と、六つの言葉の意味。掛け算・割り算・足し算に置いた理由。
忙しいのに、どこにも着かないのはなぜか。自分の外に向かう目標を持つということ。
三日坊主は意志の弱さではなく、続け方の設計の問題。千里の道も一歩から。
動く時と待つ時を、気分ではなく根拠で読む。守株の話。
悔しさは捨てずに、燃料にする。人に向けるか、問題に向けるか。
力があるのに伸びない人が、握っているもの。面子・結果・取り分。
どうにもならないことに、どう向き合うか。待つ・作る・認めない。
憤と執の組み合わせで、いまの自分の位置を知る。
成功・豊かさ・成長・不朽。目的によって、動かす項が変わる。
式を回し続けた先に現れる境地。憤は燃えたまま、執だけが消える。
『人生の方程式』で全体をつかんだら、気になる悩みの章を読んでみてください。「部下が育たない」「怒りが収まらない」「いつやめるのか」。誰もがぶつかる二十四の悩みを入口に、百冊をこえる古典から答えの一句を選び、やさしい言葉で読み解いた入門書です。
A5版 330ページ/A4版 238ページ 特典のスライド版(39枚)つき
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『易経』で卦を立て、あなたがいまどんな「時」に立っているかを読みます。金運や吉凶を当てる占いではありません。いまの状況を書くと、師導がそこに卦を重ねて、この時にどう身を処すかを読み解きます。季節が巡るように、順境と逆境も巡ります。その巡りのどこにいるかを知るための道具です。
卦を立てられるのは月に2回まで。一度立てた卦は立て直せません。『易経』蒙卦の「初筮は告ぐ。再三すれば瀆る」に従っています。
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