弁名 / 古学
弁名(古学)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全286句。このページは1〜200句目です。
荻生徂徠(一六六六〜一七二八)が『弁道』と対にして著した漢文の書で、上下二巻からなります。「道」「徳」「仁」「智」「聖」「礼」「義」から「天命」「鬼神」「性」「心」「理」「気」「学」「王覇」まで、聖人の道を語る三十六の項目を立て、それぞれの語が秦漢以前の古い言葉(古文辞)でどう使われていたかを経書の用例から確かめて、意味を定め直します。朱子学が「理」や「心性」の言葉で読み替えた意味や、伊藤仁斎の解釈を一つずつ退け、道とは先王が作った礼楽刑政の総名であり、仁とは人の上に立って民を安んじる徳であり、学とは先王の道を学ぶことだ、と説きます。言葉の本来の意味を取り戻すことが学問の出発点だという徂徠の方法が、もっともよく表れた書です。師導では『日本倫理彙編』巻之六(一九〇二)所収本を底本に、全頁を底本の頁の画像と一字ずつ読み合わせて、序と全項目の各則を章句にして本文の百パーセントを覆いました。学派は「古学」に置いています。
人生の答えは、ぜんぶ古典に書いてあった。
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