法華経 / 仏教
法華経(仏教)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全210句。このページは1〜200句目です。
『妙法蓮華経』は、東アジアで最も広く読まれた大乗経典の一つです。鳩摩羅什が弘始八年(四〇六)ごろ長安で漢訳しました。七巻二十八品。声聞・縁覚・菩薩という三つの乗り物は方便であって、すべての人を仏にする一つの道(一仏乗)に導くことが仏の本意だと説きます。「諸法実相」「三車火宅」「長者窮子」「衣裏繋珠」「久遠実成」など、譬えと物語が多いのが特徴です。前半(序品〜安楽行品)は、舎利弗や迦葉らへの授記と一乗の教えを、後半(従地涌出品〜)は、仏の寿命が無限であること(如来寿量品)や、経を受け持つ人の功徳、観世音菩薩の救いなどを説きます。天台宗・日蓮宗をはじめ、日本の仏教に大きな影響を与えました。呪文、神通、女人成仏などに触れる節では、当時の世界観が前面に出るため、解説ではそのことを断ったうえで、現代の仕事や人間関係に通じる点を読んでいます。特定の宗派の解釈には立っていません。底本は維基文庫の本文(大正新脩大藏經に基づく)で、簡体字の混入は測ったところ0%でした。本文に付いている句読点は維基文庫の編者によるものです。師導では二十八品の全文を二百十の章句に分けて収めています。学派は「仏教」に置いています。

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