法華経 / 法師功德品第十九(2)
「復次,常精進,若善男子、善女人,受持此經,若讀,若誦,若解說,若書寫,得千二百耳功德。以是清淨耳,聞三千大千世界,下至阿鼻地獄,上至有頂,其中內外種種語言音聲,象聲、馬聲、牛聲、車聲,啼哭聲,愁歎聲,螺聲,鼓聲,鐘聲,鈴聲,笑聲,語聲,男聲,女聲,童子聲,童女聲,法聲,非法聲,苦聲,樂聲,凡夫聲,聖人聲,喜聲,不喜聲,天聲,龍聲,夜叉聲,乾闥婆聲,阿修羅聲,迦樓羅聲,緊那羅聲,摩睺羅伽聲,火聲,水聲,風聲,地獄聲,畜生聲,餓鬼聲,比丘聲,比丘尼聲,聲聞聲,辟支佛聲,菩薩聲,佛聲。以要言之,三千大千世界中,一切內外所有諸聲,雖未得天耳,以父母所生清淨常耳,皆悉聞知,如是分別種種音聲,而不壞耳根。」 爾時世尊欲重宣此義,而說偈言:
新字:「復次,常精進,若善男子、善女人,受持此経,若読,若誦,若解説,若書写,得千二百耳功徳。以是清浄耳,聞三千大千世界,下至阿鼻地獄,上至有頂,其中内外種種語言音声,象声、馬声、牛声、車声,啼哭声,愁嘆声,螺声,鼓声,鐘声,鈴声,笑声,語声,男声,女声,童子声,童女声,法声,非法声,苦声,楽声,凡夫声,聖人声,喜声,不喜声,天声,竜声,夜叉声,乾闥婆声,阿修羅声,迦楼羅声,緊那羅声,摩睺羅伽声,火声,水声,風声,地獄声,畜生声,餓鬼声,比丘声,比丘尼声,声聞声,辟支仏声,菩薩声,仏声。以要言之,三千大千世界中,一切内外所有諸声,雖未得天耳,以父母所生清浄常耳,皆悉聞知,如是分別種種音声,而不壊耳根。」 爾時世尊欲重宣此義,而説偈言:
書き下し
「復た次に、常精進、若し善男子、善女人、此の経を受持し、若しは読み、若しは誦し、若しは解説し、若しは書写せば、千二百の耳の功徳を得ん。是の清浄の耳を以て、三千大千世界の、下は阿鼻地獄に至り、上は有頂に至る、其の中の内外の種種の語言音声、象の声、馬の声、牛の声、車の声、啼哭の声、愁歎の声、螺の声、鼓の声、鐘の声、鈴の声、笑う声、語る声、男の声、女の声、童子の声、童女の声、法の声、非法の声、苦の声、楽の声、凡夫の声、聖人の声、喜ぶ声、喜ばざる声、天の声、龍の声、夜叉の声、乾闥婆の声、阿修羅の声、迦楼羅の声、緊那羅の声、摩睺羅伽の声、火の声、水の声、風の声、地獄の声、畜生の声、餓鬼の声、比丘の声、比丘尼の声、声聞の声、辟支仏の声、菩薩の声、仏の声を聞かん。要を以て之を言わば、三千大千世界の中の、一切の内外に所有る諸の声、未だ天耳を得ずと雖も、父母所生の清浄の常の耳を以て、皆な悉く聞き知り、是くの如く種種の音声を分別して、而も耳根を壊せず。」 爾の時、世尊、重ねて此の義を宣べんと欲して、偈を説いて言わく、
現代語訳
「さらに次に、常精進よ、もし善男子善女人がこの経を受持し、読み、誦し、解説し、書き写すなら、千二百の耳の功徳を得るでしょう。この清らかな耳で、三千大千世界の、下は阿鼻地獄から上は有頂天に至る、その中と外のさまざまな言葉や音を聞きます。象の声、馬の声、牛の声、車の音、泣き叫ぶ声、嘆く声、法螺貝の音、鼓の音、鐘の音、鈴の音、笑い声、話し声、男の声、女の声、男の子の声、女の子の声、法にかなう声、法にそむく声、苦しむ声、楽しむ声、凡夫の声、聖者の声、喜ぶ声、喜ばない声、天の声、龍の声、夜叉の声、乾闥婆の声、阿修羅の声、迦楼羅の声、緊那羅の声、摩睺羅伽の声、火の音、水の音、風の音、地獄の声、畜生の声、餓鬼の声、比丘の声、比丘尼の声、声聞の声、辟支仏の声、菩薩の声、仏の声を聞きます。要するに、三千大千世界のうち、すべての内外にあるあらゆる声を、まだ天耳を得ていなくても、父母から生まれたままの清らかな常の耳で、すべて聞き知り、このようにさまざまな音声を聞き分けて、しかも耳の働きを損なうことがありません。」 そのとき世尊は、この意味を重ねて述べようとして、偈を説いて言われました。
解説

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