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法華経 / 授記品第六(5)

爾時世尊復告大眾:「我今語汝,是大目犍連,當以種種供具、供養八千諸佛,恭敬、尊重。諸佛滅後,各起塔廟,高千由旬,縱廣正等五百由旬,皆以金、銀、琉璃、硨磲、瑪瑙、真珠、玫瑰、七寶合成,眾華、瓔珞、塗香、末香、燒香、繒蓋、幢幡,以用供養。過是已後,當復供養二百萬億諸佛,亦復如是。當得成佛,號曰多摩羅跋栴檀香如來、應供、正遍知、明行足、善逝世間解、無上士、調御丈夫、天人師、佛、世尊。劫名喜滿,國名意樂。其土平正,玻璃為地,寶樹莊嚴,散真珠華,周遍清淨,見者歡喜。多諸天、人、菩薩、聲聞,其數無量。佛壽二十四小劫,正法住世、四十小劫,像法亦住四十小劫。」 爾時世尊欲重宣此義,而說偈言:

新字:爾時世尊復告大衆:「我今語汝,是大目犍連,当以種種供具、供養八千諸仏,恭敬、尊重。諸仏滅後,各起塔廟,高千由旬,縦広正等五百由旬,皆以金、銀、琉璃、硨磲、瑪瑙、真珠、玫瑰、七宝合成,衆華、瓔珞、塗香、末香、焼香、繒蓋、幢幡,以用供養。過是已後,当復供養二百万億諸仏,亦復如是。当得成仏,号曰多摩羅跋栴檀香如来、応供、正遍知、明行足、善逝世間解、無上士、調御丈夫、天人師、仏、世尊。劫名喜満,国名意楽。其土平正,玻璃為地,宝樹荘厳,散真珠華,周遍清浄,見者歓喜。多諸天、人、菩薩、声聞,其数無量。仏寿二十四小劫,正法住世、四十小劫,像法亦住四十小劫。」 爾時世尊欲重宣此義,而説偈言:

書き下し

爾の時、世尊、復た大衆に告げたまわく、「我、今、汝に語る、是の大目犍連は、当に種種の供具を以て、八千の諸仏を供養し、恭敬尊重せん。諸仏の滅後、各塔廟を起てん、高さ千由旬、縦広正等にして五百由旬、皆金、銀、瑠璃、硨磲、瑪瑙、真珠、玫瑰、七宝を以て合成し、衆華、瓔珞、塗香、末香、焼香、繒蓋、幢幡をもて、以て供養に用いん。是れを過ぎて已後、当に復た二百万億の諸仏を供養すること、亦復た是くの如くせん。当に成仏することを得、号して多摩羅跋栴檀香如来、応供、正遍知、明行足、善逝世間解、無上士、調御丈夫、天人師、仏、世尊と曰わん。劫を喜満と名づけ、国を意楽と名づく。其の土は平正にして、玻璃を地と為し、宝樹荘厳し、真珠華を散らし、周遍して清浄なり、見る者歓喜す。多く諸の天、人、菩薩、声聞あり、其の数無量なり。仏の寿は二十四小劫、正法の世に住すること四十小劫、像法も亦四十小劫住せん。」 爾の時、世尊、重ねて此の義を宣べんと欲して、偈を説きて言わく、

現代語訳

そのとき世尊は、再び大衆に告げられました。「私は今あなたたちに語る。この大目犍連は、さまざまな供え物をもって八千の諸仏を供養し、敬い尊ぶであろう。諸仏が亡くなった後には、それぞれ塔廟を建てる。高さは千由旬、縦横は等しく五百由旬、すべて金、銀、瑠璃、しゃこ貝、瑪瑙、真珠、玫瑰の七つの宝で合わせて造り、花々、首飾り、塗り香、粉の香、焼く香、絹の天蓋、のぼりや旗を用いて供養するであろう。それを過ぎた後、さらに二百万億の諸仏を、同様に供養するであろう。仏になることができ、名を多摩羅跋栴檀香如来、応供、正遍知、明行足、善逝、世間解、無上士、調御丈夫、天人師、仏、世尊というであろう。劫の名は喜満、国の名は意楽という。その国土は平らで正しく、玻璃が大地となり、宝の樹が飾り、真珠の花が撒かれ、あまねく清らかで、見る者は喜ぶ。多くの天、人、菩薩、声聞がいて、その数は量り知れない。仏の寿命は二十四小劫、正法が世に住するのは四十小劫、像法もまた四十小劫住するであろう」。 そのとき世尊は、この意味をもう一度述べようとして、偈を説いて言われました。

解説

大目犍連への授記で、迦旃延への授記とほぼ同じ型が使われます。仏号は多摩羅跋栴檀香如来、国の名は意楽、寿命は二十四小劫と、迦葉や須菩提の十二小劫より長いと示されます。目犍連は十大弟子の中で神通第一と伝えられる人物です。授記の個別の条件が変わっても、枠組みが共通していること自体が、誰に対しても同じ筋道で将来を保証するという平等性を表しています。評価制度でも、基準を共通にしつつ個別の将来像を描くという考え方に重なります。
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この章句が説くこと

目犍連神通第一多摩羅跋栴檀香意楽授記供養

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