法華経 / 法師功德品第十九(8)
是人舌根淨,終不受惡味,其有所食啖,悉皆成甘露。以深淨妙聲,於大眾說法,以諸因緣喻,引導眾生心, 聞者皆歡喜,設諸上供養。諸天龍夜叉,及阿修羅等,皆以恭敬心,而共來聽法,是說法之人,若欲以妙音, 遍滿三千界,隨意即能至。大小轉輪王,及千子眷屬,合掌恭敬心,常來聽受法。諸天龍夜叉,羅剎毗舍闍, 亦以歡喜心,常樂來供養。梵天王魔王,自在大自在,如是諸天眾,常來至其所。諸佛及弟子、聞其說法音, 常念而守護,或時為現身。 「復次、常精進,若善男子、善女人,受持是經,若讀,若誦,若解說,若書寫,得八百身功德。得清淨身、如淨琉璃,眾生喜見。其身淨故,三千大千世界眾生,生時、死時,上下、好醜,生善處、惡處,悉於中現。及鐵圍山、大鐵圍山、彌樓山、摩訶彌樓山、等諸山,及其中眾生,悉於中現。下至阿鼻地獄、上至有頂,所有及眾生,悉於中現。若聲聞、辟支佛、菩薩、諸佛、說法,皆於身中現其色像。」 爾時世尊欲重宣此義,而說偈言:
新字:是人舌根浄,終不受悪味,其有所食啖,悉皆成甘露。以深浄妙声,於大衆説法,以諸因縁喩,引導衆生心, 聞者皆歓喜,設諸上供養。諸天竜夜叉,及阿修羅等,皆以恭敬心,而共来聴法,是説法之人,若欲以妙音, 遍満三千界,随意即能至。大小転輪王,及千子眷属,合掌恭敬心,常来聴受法。諸天竜夜叉,羅刹毗舎闍, 亦以歓喜心,常楽来供養。梵天王魔王,自在大自在,如是諸天衆,常来至其所。諸仏及弟子、聞其説法音, 常念而守護,或時為現身。 「復次、常精進,若善男子、善女人,受持是経,若読,若誦,若解説,若書写,得八百身功徳。得清浄身、如浄琉璃,衆生喜見。其身浄故,三千大千世界衆生,生時、死時,上下、好醜,生善処、悪処,悉於中現。及鉄囲山、大鉄囲山、弥楼山、摩訶弥楼山、等諸山,及其中衆生,悉於中現。下至阿鼻地獄、上至有頂,所有及衆生,悉於中現。若声聞、辟支仏、菩薩、諸仏、説法,皆於身中現其色像。」 爾時世尊欲重宣此義,而説偈言:
書き下し
是の人は舌根浄くして、終に悪味を受けず、其の食啖する所有るもの、悉く皆な甘露と成る。深浄の妙なる声を以て、大衆に於いて法を説き、諸の因縁、譬喩を以て、衆生の心を引導す。 聞く者皆な歓喜して、上の供養を設く。諸天、龍、夜叉、及び阿修羅等、皆な恭敬の心を以て、共に来たりて法を聴く。是の説法の人、若し妙なる音を以て、 三千界に遍満せんと欲せば、意に随いて即ち能く至らん。大小の転輪王、及び千子の眷属、合掌し恭敬の心にて、常に来たりて法を聴受す。諸天、龍、夜叉、羅刹、毘舎闍も、 亦た歓喜の心を以て、常に楽いて来たりて供養す。梵天王、魔王、自在、大自在、是くの如き諸天衆、常に其の所に来至す。諸仏及び弟子、其の説法の音を聞きて、 常に念じて守護し、或る時は為に身を現じたもう。 「復た次に、常精進、若し善男子、善女人、是の経を受持し、若しは読み、若しは誦し、若しは解説し、若しは書写せば、八百の身の功徳を得ん。清浄の身を得ること、浄き瑠璃の如く、衆生喜び見る。其の身浄きが故に、三千大千世界の衆生の、生まるる時、死する時、上下、好醜、善処に生まれ、悪処に生まるること、悉く中に於いて現ず。及び鉄囲山、大鉄囲山、弥楼山、摩訶弥楼山等の諸山、及び其の中の衆生、悉く中に於いて現ず。下は阿鼻地獄に至り、上は有頂に至るまで、所有る及び衆生、悉く中に於いて現ず。若しは声聞、辟支仏、菩薩、諸仏の説法したもうも、皆な身の中に於いて其の色像を現ず。」 爾の時、世尊、重ねて此の義を宣べんと欲して、偈を説いて言わく、
現代語訳
この人は舌が清らかで、ついに悪い味を受けず、口にするものはみな甘露となります。深く清らかな妙なる声で、大衆に法を説き、さまざまな因縁や譬えで、衆生の心を導きます。 聞く者はみな歓喜して、すぐれた供養を設けます。諸天、龍、夜叉、阿修羅などが、みな敬う心で、ともに来て法を聴きます。この説法の人が、もし妙なる音を 三千世界に満たそうと思えば、心のままにたちまち届くでしょう。大小の転輪王と千人の子や眷属は、合掌し敬う心で、常に来て法を聴き受けます。諸天、龍、夜叉、羅刹、毘舎闍も、 同じく歓喜の心で、常に喜んで来て供養します。梵天王、魔王、自在天、大自在天など、このような諸天の衆が、常にその所に来ます。諸仏と弟子たちも、その説法の声を聞いて、 常に思い起こして守り、あるときは身を現してくださいます。 「さらに次に、常精進よ、もし善男子善女人がこの経を受持し、読み、誦し、解説し、書き写すなら、八百の身の功徳を得るでしょう。清らかな身を得ることは、清らかな瑠璃のようで、衆生は喜んで見ます。その身が清らかなために、三千大千世界の衆生が、生まれるとき、死ぬとき、上の者、下の者、良い者、醜い者、良い所に生まれ、悪い所に生まれるのが、すべてその身の中に現れます。また鉄囲山、大鉄囲山、弥楼山、摩訶弥楼山などの山々と、その中の衆生が、すべてその身の中に現れます。下は阿鼻地獄から上は有頂天に至るまで、そこにあるものと衆生がすべてその身の中に現れます。声聞、辟支仏、菩薩、諸仏が説法しておられるのも、みなその身の中にその姿が現れます。」 そのとき世尊は、この意味を重ねて述べようとして、偈を説いて言われました。
解説

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