潜夫論 / 儒家
潜夫論(儒家)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全220句。このページは1〜200句目です。
後漢の王符(字は節信、安定臨涇の人)が著した政論の書です。『後漢書』王符伝によれば、王符は官途を求めて立ち回る世の風潮に同調せず、そのために出世できないまま、隠居して二十余篇を著し、時の得失を批判しました。名が表に出ることを望まず、書を『潜夫論』と名づけたといいます。現行本は十巻、讃学・務本・遏利・論栄・賢難から敘録まで三十六篇。賢者が世に用いられない理由(賢難)、人を見分ける物差し(明暗・考績・思賢・本政)、貴族の専横と奢り(忠貴・浮侈)、刑罰と恩赦(述赦)、辺境の防衛(勧将・救辺・辺議・実辺)、人との交わり(交際)などを論じ、巻六と巻七には卜・巫・相・夢を扱う篇、巻八と巻九には帝王の世次(五徳志)と氏姓の系譜(志氏姓)も入ります。『四庫全書』の提要は、政の大体を見抜くことは『昌言』に似て明切さがそれに勝り、是非を弁じることは『論衡』に似て醇正さがそれに勝ると評し、賢難篇の一部には言い方の激しすぎる所があると指摘します。師導は維基文庫の標点本を底本に、四庫全書本と読み合わせて収めました。
人生の答えは、ぜんぶ古典に書いてあった。
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