五行大義 / 陰陽家
五行大義(陰陽家)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全208句。このページは1〜200句目です。
隋の蕭吉(しょうきつ)が、陰陽五行の説を網羅的に整理した書です。蕭吉は梁の皇族の出で、陰陽と算術に通じ、隋の文帝・煬帝に仕えました。五巻二十四段にわたり、五行の名の由来と性質、五行と十干十二支の数、相生と相剋、五行の間の合・刑・害・衝破、色・音・味・臓腑・五常・五事への配当、律呂と暦、七政と八卦八風、人の情と性、政治、諸神・五帝・官職・人の運命、そして五霊と三十六禽までを、五行という一本の軸で説き明かします。『尚書』洪範、『礼記』月令、『白虎通』、『春秋繁露』、緯書などから引いた文が多く、今は失われた書の文も数多く残しています。この書は中国では早くに失われ、唐・宋の書目にも載っていませんが、奈良時代に日本へ伝わり、陰陽寮で学ばれて陰陽道の基本の書となりました。江戸時代に和刻本が出て、寛政年間に林述斎が『佚存叢書』に収めて中国へ逆に伝えたことで、中国でも再び読まれるようになりました。師導では、序・本文二十四段・林述斎の跋を収めています。底本は維基文庫の『五行大義』(佚存叢書本の系統)で、句読は原本と同じく「。」だけの旧式です。国立国会図書館が公開する元禄十二年(1699)京都刊本と照らし合わせ、書き起こしの誤り(「好戰必亡」を「盒摒必亡」、「辛入肺」を「辛葎任」とするなど)を元禄本の字に改めました。元禄本も同じ字で、文意の上では誤りと見られる所は原文を改めず、読み下しと訳で補っています。二百八の章句で全文の百パーセントを覆っています。
人生の答えは、ぜんぶ古典に書いてあった。
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