五行大義 / 第八論合
六月。日月會於鶉火之次。鶉火。午也。斗建在未。故未與午合。 七月。日月會於鶉尾之次。鶉尾。巳也。斗建在申。故申與巳合。 八月。日月會於壽星之次。壽星。辰也。斗建在酉。故酉與辰合。 九月。日月會於大火之次。大火。卯也。斗建在戌。故戌與卯合。 十月。日月會於析木之次。析木。寅也。斗建在亥。故亥與寅合。 十一月。日月會於星紀之次。星紀。丑也。斗建在子。故子與丑合。
新字:六月。日月会於鶉火之次。鶉火。午也。斗建在未。故未与午合。 七月。日月会於鶉尾之次。鶉尾。巳也。斗建在申。故申与巳合。 八月。日月会於寿星之次。寿星。辰也。斗建在酉。故酉与辰合。 九月。日月会於大火之次。大火。卯也。斗建在戌。故戌与卯合。 十月。日月会於析木之次。析木。寅也。斗建在亥。故亥与寅合。 十一月。日月会於星紀之次。星紀。丑也。斗建在子。故子与丑合。
書き下し
六月、日月は鶉火(じゅんか)の次に会す。鶉火は午なり。斗建は未に在り、故に未は午と合す。 七月、日月は鶉尾(じゅんび)の次に会す。鶉尾は巳なり。斗建は申に在り、故に申は巳と合す。 八月、日月は寿星(じゅせい)の次に会す。寿星は辰なり。斗建は酉に在り、故に酉は辰と合す。 九月、日月は大火(たいか)の次に会す。大火は卯なり。斗建は戌に在り、故に戌は卯と合す。 十月、日月は析木(せきぼく)の次に会す。析木は寅なり。斗建は亥に在り、故に亥は寅と合す。 十一月、日月は星紀(せいき)の次に会す。星紀は丑なり。斗建は子に在り、故に子は丑と合す。
現代語訳
六月には、太陽と月は鶉火(じゅんか)の次で出会う。鶉火は午にあたる。北斗の柄の指す方位は未にある。だから未は午と合う。 七月には、太陽と月は鶉尾(じゅんび)の次で出会う。鶉尾は巳にあたる。斗建は申にある。だから申は巳と合う。 八月には、太陽と月は寿星(じゅせい)の次で出会う。寿星は辰にあたる。斗建は酉にある。だから酉は辰と合う。 九月には、太陽と月は大火(たいか)の次で出会う。大火は卯にあたる。斗建は戌にある。だから戌は卯と合う。 十月には、太陽と月は析木(せきぼく)の次で出会う。析木は寅にあたる。斗建は亥にある。だから亥は寅と合う。 十一月には、太陽と月は星紀(せいき)の次で出会う。星紀は丑にあたる。斗建は子にある。だから子は丑と合う。
解説
この章句が説くこと
関連する章句
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五行大義・第八論合十二月、日月は玄枵(げんきょう)の次に会す。玄枵は子なり、一名天黿(てんげん)。斗建は丑に在り、故に丑は子と合す。 玄枵とは、玄は黒なり、枵は秏(こう)なり。陰気盛んなり、故に万物始めて動くも、猶お未だ出生せず。天下空虚なり、之を謂いて秏と曰う。 星紀とは、紀は統なり。万物の終始する所を領するなり。 析木とは、万物始めて萌し、水と木とを分別するなり。 大火とは、東方の木なり。心宿は卯に在り、火は木の心より出ずるなり。 寿星とは、万物始めて達し、各々其の命に任ずるなり。 鶉尾とは、南方朱雀の宿、軫(しん)を以て尾と為すなり。
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五行大義・第八論合鶉火とは、陽気盛大にして、火星昏(ゆうべ)に七星朱鳥の処に中するなり。 鶉首とは、南方の宿、其の形は鳥に象り、井(せい)を以て冠と為し、柳(りゅう)を以て口と為すなり。 実沈とは、陰気沈重にして、実を物に降すなり。 大梁とは、強なり。白露已に降り、万物堅強なり。 降婁とは、降は下なり、婁(ろう)は曲なり。陰気上に侵し、万物萎曲(いきょく)するなり。 諏訾とは、陰盛んにして陽伏し、万物愁哀するなり。 凡そ陰陽相配するに、善悪理均し。凶は全くは凶ならず、吉は独り吉ならず。吉終われば則ち凶、凶終われば則ち吉。故に合は専ら合せず、復た離の義有り。支干に就きて日辰に配すれば、乃ち五合五離有り。
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五行大義・第八論合五合とは、河図(かと)に云う、甲寅・乙卯は天地合、丙寅・丁卯は日月合、戊寅・己卯は人民合、庚寅・辛卯は金石合、壬寅・癸卯は江河合、と。 五離とは、甲申・乙酉は天地離、丙申・丁酉は日月離、戊申・己酉は人民離、庚申・辛酉は金石離、壬申・癸酉は江河離。寅卯は陽の昇る所にして、能く万物を生ず。日は常に之より出で、月満つれば又出ず。東方少陽生長の処にして、物の欣会(きんかい)する所なり、故に以て合と為す。申酉は陰の湊(あつ)まる所、粛殺の方にして、日月皆其の所に没す。西方少陰衰老の処にして、物の悪む所なり、故に以て離と為す。甲乙は日干の首にして、卦は乾坤に属す、故に天地に比す。丙丁は陽光の盛んなるもの、故に日月に方(くら)ぶ。戊己は中に居りて、能く万物を成す、故に人民に類す。庚辛は体自ら金石、壬癸は居然として江河なり。 凡そ万事を為すに、吉は則ち合に従い、凶は則ち離に従う。合に遇えば則ち休(よ)く、離に遇えば則ち否(あ)し。日を選び時を定むる、卜筮の用に、弥(いよいよ)用うる所なり。
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五行大義・第八論合孔子曰く、乾は陽なり、坤は陰なり、陰陽徳を合わす、と。五行の本は、生を天に受くれば、則ち成を地に受け、気を陽に稟(う)け、形を陰に定む。体は偏り立つこと無し、故に各々合有り。総べて之を言えば、干は陽と為して天に属し、支は地と為して陰に属す。別けて之を言えば、干に自ら陰陽有り。甲は陽、乙は陰、丙は陽、丁は陰、戊(ぼ)は陽、己(き)は陰、庚(こう)は陽、辛(しん)は陰、壬(じん)は陽、癸(き)は陰。支にも亦自ら陰陽有り。子(し)は陽、丑(ちゅう)は陰、寅(いん)は陽、卯(ぼう)は陰、辰(しん)は陽、巳(し)は陰、午(ご)は陽、未(び)は陰、申(しん)は陽、酉(ゆう)は陰、戌(じゅつ)は陽、亥(がい)は陰。各々天地に象りて、自ら相配合し、夫婦の道有り。
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