尚書 / 儒家
尚書(儒家)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全150句。
儒教の根本経典「五経」の一つで、尭・舜・禹ら伝説の聖王から周代の王・重臣までの詔勅や政治問答を集めた、現存する中国最古の史書です。孔子が編纂したと伝えられ、「満招損、謙受益」「天視自我民視、天聽自我民聽」など、為政者の心得と民本思想を説く名句の宝庫で、朱子学の核心「人心惟危、道心惟微、惟精惟一、允執厥中」の十六字心伝もここに由来します。後世に偽作と判明した「偽古文尚書」二十五篇も含めて長く士大夫の必読書とされ、統治と自己修養の原点として読み継がれてきました。師導では、今文・偽古文いずれの篇も、成立事情を明記したうえで名句を収めています。