尚書 / 召誥
王其疾敬德
新字:王其疾敬徳
書き下し
王其れ疾く徳を敬め。
現代語訳
王よ、一刻も早く徳を敬い慎むべきである。
解説
徳を敬い自らを省みることは、先延ばしにせず今すぐ始めるべきだという教えである。人はとかく、心を整えることや自分を省みることを「落ち着いたらいつか」と後回しにしがちだが、周りの状況は思うより早く移り変わっていくものであり、待っている間に機会そのものが失われかねない。今この瞬間から少しずつでも自分の姿勢を正していこうとする構えこそが、この句が静かに促しているものである。

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