尚書 / 說命下
人求多聞,時惟建事。學于古訓,乃有獲
新字:人求多聞,時惟建事。学于古訓,乃有獲
書き下し
人は多く聞くを求め、時に惟れ事を建つ。古訓に学べば、乃ち獲る有り。
現代語訳
人は多くのことを聞き学ぶことを求め、そうしてこそ物事を成し遂げられる。昔の教えに学べば、必ず得るものがある。
解説
何か新しいことを始めたり成し遂げたりする力は、思いつきだけで生まれるのではなく、日頃からどれだけ幅広く人の話や知識に耳を傾けてきたかに支えられている。とりわけ、時代を超えて残ってきた古い教えには、多くの試行錯誤を経て磨かれた知恵が凝縮されている。目先の情報だけでなく、過去の蓄積に学ぶ姿勢を持つことが、遠回りに見えて実は確実な力になる。なお、本篇は東晋期に伝わった古文尚書に属し、後世の編纂とみる説が有力である。
この章句が説くこと
学び古典蓄積
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