尚書 / 梓材
若作梓材,既勤樸斲,惟其斁丹雘
書き下し
梓材を作るが若く、既に樸斲を勤めなば、惟れ其れ丹雘を斁えよ。
現代語訳
梓の木で器物を作るように、すでに荒削りの労を尽くしたならば、さらにその仕上げの彩色まで施し終えよ。
解説
木材を荒削りする段階の労苦をひととおり終えたなら、そこで手を止めず、最後の仕上げの彩色まで行うべきだという教えである。物事はしばしば、下ごしらえの段階よりも、最後の仕上げをどこまで丁寧に施すかによって完成度が大きく変わる。引き継いだ仕事や取りかかった作業を、粗削りのまま放り出してしまわず、最後まで手をかけて仕上げる姿勢の大切さを示している。
この章句が説くこと
梓材樸斲仕上げ
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