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尚書 / 周官

居寵思危,罔不惟畏,弗畏入畏

書き下し

寵に居りて危うきを思い、畏れざる罔く、畏れざれば畏るるに入る。

現代語訳

寵愛を受ける立場にあるときこそ危うさを思い、恐れ慎まないことがあってはならない。恐れ慎まなければ、恐るべき事態に陥ることになる。

解説

うまくいっているとき、評価されているときほど、油断せず身を引き締めるべきだと説く一句である。順風のときは気が緩みやすく、自分の実力だと思い込んで謙虚さを失いがちだが、その慢心こそが後の失敗の芽になる。逆に、恵まれた状況の中でこそ危うさを意識し続けていれば、兆しの段階で異変に気づき、大きく崩れる前に手を打てる。順調なときにどれだけ気を引き締められるかが、次に訪れる困難への備えになる。なお、本篇は東晋期に伝わった古文尚書に属し、後世の編纂とみる説が有力である。

この章句が説くこと

慢心警戒順境

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この一句を、あなたの毎日に。

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