尚書 / 洪範
無偏無黨,王道蕩蕩;無黨無偏,王道平平;無反無側,王道正直
新字:無偏無党,王道蕩蕩;無党無偏,王道平平;無反無側,王道正直
書き下し
偏る無く党する無ければ、王道は蕩蕩たり。党する無く偏る無ければ、王道は平平たり。反く無く側つ無ければ、王道は正直なり。
現代語訳
偏りなく徒党を組まなければ、王道は広く大きい。徒党を組まず偏らなければ、王道は平らかである。背くことなく傾くことがなければ、王道は正しくまっすぐである。
解説
特定の誰かに肩入れせず、党派や好みに引きずられない態度こそが、広く公平な道をつくるという教えである。身近な人間関係や日々の判断の中でも、気の合う相手を無意識にひいきしたり、特定の集団の空気に流されたりすることは起こりやすい。誰に対しても分け隔てなく向き合おうとする姿勢が、結局は自分の判断を確かなものにする。
この章句が説くこと
無偏無党王道公平
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