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尚書 / 舜典

欽哉,欽哉,惟刑之恤哉

書き下し

欽(つつし)めや、欽めや、惟(こ)れ刑(けい)之(こ)れ恤(うれ)えよ。

現代語訳

慎め、慎め。刑罰を科すにあたっては、ひたすら思いやりの心をもって案じよ。

解説

人を罰する立場にある者に向けて繰り返し「慎め」と念を押し、処罰は常に憐れみの心をもって慎重に行うべきだと説く一節である。誰かを叱る、評価を下げる、責任を問うといった場面では、正しさを振りかざすほど相手への配慮が置き去りになりやすい。力を行使する側であるからこそ、その重さを自覚し、一度きりでなく繰り返し自らを戒める姿勢が求められる。処罰の目的は懲らしめること自体ではなく、思いやりに支えられていなければならない。

この章句が説くこと

欽哉恤刑慎罰

この一句を、あなたの毎日に。

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