尚書 / 周官
學古入官,議事以制,政乃不迷
新字:学古入官,議事以制,政乃不迷
書き下し
古に學びて官に入り、事を議するに制を以てすれば、政乃ち迷わず。
現代語訳
昔のことを学んでから官職に就き、物事を議論するにあたって定まった法制度に基づいて行えば、政治は道に迷うことがない。
解説
新しい役割に就くときは、まず先例や積み重ねられてきた知恵を学んでから臨むべきだと説く一句である。何の下調べもないまま思いつきで判断を重ねると、その場しのぎの決定が積み重なり、やがて何を基準に動いているのか分からなくなってしまう。過去の事例や決まりごとを踏まえたうえで議論すれば、迷ったときに立ち返る軸ができる。経験のなさを勢いだけで補おうとせず、まず学ぶという一手間が、後の判断のぶれを防いでくれる。なお、本篇は東晋期に伝わった古文尚書に属し、後世の編纂とみる説が有力である。
この章句が説くこと
先例基準学び
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