尚書 / 皐陶謨
兢兢業業,一日二日萬幾
新字:兢兢業業,一日二日万幾
書き下し
兢兢業業(きょうきょうぎょうぎょう)として、一日二日に萬幾(ばんき)あり。
現代語訳
戦々恐々として慎み深く事にあたるべきであり、たった一日二日の間にも、無数の物事の兆しが生まれてくるものである。
解説
「戦々恐々」の語源となった一節であり、大きな出来事だけでなく、わずか一日二日という短い時間の中にも無数の兆しが生まれ変化していくのだと説く。日々は代わり映えしないように見えても、実際には小さな判断や兆候が絶えず積み重なっており、それを見過ごさない緊張感が求められる。慢心して気を緩めた瞬間に見落とすのは、たいてい大きな出来事ではなく、こうした日々の小さな兆しの方である。人はどうしても目立つ出来事にばかり注意を向けがちだが、本当に大切な変化は静かに始まっている。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
兢兢業業万幾慎重
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