尚書 / 堯典
敷奏以言,明試以功,車服以庸
書き下し
敷奏(ふそう)するに言を以てし、明試(めいし)するに功を以てし、車服をもって庸(むく)いる。
現代語訳
(諸侯に)言葉によって政治の方針や実績を申し述べさせ、実際の功績によってはっきりと試し確かめ、車や衣服を与えることでその功に報いた。
解説
申告(言葉)、検証(実績)、処遇(報酬)という三段階の仕組みを説く一節である。人事評価の要点は、自己申告だけで終わらせず実際の成果で裏付け、それに見合った形で報いることにある。今日の仕事でも、口約束や意欲だけでなく、実際に積み上げた成果を正しく評価し、それにふさわしい形で報いる仕組みがあってこそ、人は安心して力を尽くせるようになる。
この章句が説くこと
敷奏明試車服
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