尚書 / 仲虺之誥
改過不吝
書き下し
過(あやま)ちを改むるに吝(おし)まず。
現代語訳
過ちを改めることに出し惜しみをしない。
解説
わずか四字の中に、行動の指針が凝縮された句である。人は誰しも過ちを犯すが、それを認めて改めることに時間や体裁を惜しむと、傷はかえって深くなる。プライドや面倒くささから「今さら言い出せない」と抱え込んでしまう経験は、仕事でも私生活でも覚えがあるはずである。改めるのに遅すぎるということは少なく、遅れているのはたいてい自分の決断のほうである。出し惜しみなく認め、動き直せるかどうかが、その後の信頼を左右する。なお、本篇は東晋期に伝わった古文尚書に属し、後世の編纂とみる説が有力である。
この章句が説くこと
改過率直決断
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