尚書 / 康誥
克明德慎罰,不敢侮鰥寡
新字:克明徳慎罰,不敢侮鰥寡
書き下し
克く徳を明らかにし罰を慎み、敢えて鰥寡を侮らず。
現代語訳
よく徳を明らかにし、刑罰を慎重に用い、身寄りのない者(やもめ)を決して侮ることがなかった。
解説
徳のありようをはっきりと示しながらも刑罰の運用には慎重であり、身寄りのない弱い立場の者を決して侮らなかったという、ある為政者への評価である。誰かを注意したり評価を下したりする場面では、勢いに任せず慎重であること、そして相手の立場が弱いほど雑に扱わないことが、対人関係の基本として今も変わらず求められる。
この章句が説くこと
明徳慎罰鰥寡文王