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尚書 / 咸有一德

德惟一,動罔不吉;德二三,動罔不凶

新字:徳惟一,動罔不吉;徳二三,動罔不凶

書き下し

徳は惟れ一なれば、動くとして吉ならざる罔く、徳二三なれば、動くとして凶ならざる罔し。

現代語訳

徳が一つに定まっていれば、何をしても吉とならないことはない。徳が二転三転していれば、何をしても凶とならないことはない。

解説

一貫した信念や誠実さを持って行動していれば、結果として物事は良い方向に進みやすい。逆に、その場その場で言うことや態度がぶれていると、どんな行動も裏目に出やすくなる。人は周囲の変化や利害に流されて態度を変えたくなる瞬間があるが、その積み重ねが信頼を損ない、成果を遠ざけていく。自分の軸となる考えを持ち続けることが、遠回りに見えて実は最も確かな道であることを、この一句は伝えている。なお、本篇は東晋期に伝わった古文尚書に属し、後世の編纂とみる説が有力である。

この章句が説くこと

一貫性信念ぶれ

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この一句を、あなたの毎日に。

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