古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

尚書 / 太甲上

若虞機張,往省括于度則釋

新字:若虞機張,往省括于度則釈

書き下し

虞(ぐ)の機張るが若(ごと)く、往(ゆ)きて括(かつ)の度(ど)に于(お)けるを省(かえり)みて則ち釈(はな)て。

現代語訳

猟師が仕掛けの弓を張るときのように、放つ前に矢筈が狙いに合っているかを確かめてから、はじめて放て。

解説

弓を引き絞ったその勢いのままに放つのではなく、放つ直前にもう一度狙いを確かめよという、実行前の点検を説く句である。準備が整ったと感じた瞬間ほど、人は勢いに任せて確認を省きがちである。しかし本当に大事な一手ほど、放つ直前のひと呼吸が結果を分ける。仕事の提出前、大事な発言の前、決断の直前に、いま一度狙いとずれがないかを確かめる小さな習慣が、後悔を防ぐ。なお、本篇は東晋期に伝わった古文尚書に属し、後世の編纂とみる説が有力である。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

点検準備実行前の確認

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る