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尚書 / 秦誓

如有一介臣,斷斷猗無他技,其心休休焉,其如有容

新字:如有一介臣,断断猗無他技,其心休休焉,其如有容

書き下し

如し一介の臣有りて、斷斷猗として他の技無く、其の心休休焉として、其れ容るる有るが如くんば。

現代語訳

もし一人の家臣がいて、これといった特別な才能はなくとも、誠実でひたむきで、その心は寛やかであり、人を受け容れる度量があったなら。

解説

目立った才能があるわけではなくとも、誠実でひたむきに一つのことに向き合い、人を受け容れる大きな心を持つ人物がいる。才覚や実績で人を評価しがちな世の中だが、こうした地味な誠実さと器の大きさこそ、長く付き合う上で何より頼りになる資質だという。周りにいる人を、目に見える能力だけで測っていないか。この一節は、そう静かに問いかけてくる。

この章句が説くこと

誠実度量人物評価

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