尚書 / 洪範
貌曰恭,言曰從,視曰明,聽曰聰,思曰睿
新字:貌曰恭,言曰従,視曰明,聴曰聰,思曰睿
書き下し
貌は恭と曰い、言は従と曰い、視は明と曰い、聴は聡と曰い、思は睿と曰う。
現代語訳
姿かたちは恭しくあるべきであり、言葉は道理に従うものであるべきであり、見ることは明らかであるべきであり、聞くことは聡くあるべきであり、考えることは深く澄んでいるべきである。
解説
自分の姿かたち、話す言葉、物の見方、人の話の聞き方、そして考える深さという五つの側面から、自分自身を点検する枠組みを示した句である。特別な能力ではなく、日々の振る舞いの中にこそ人としての質が表れるという発想であり、忙しい一日の終わりに、この五つを一つずつ思い返してみるだけでも、自分の状態が見えてくる。
この章句が説くこと
五事貌言視聴思自己点検