尚書 / 盤庚上
若火之燎于原,不可嚮邇
書き下し
火の原に燎ゆるが若く、嚮邇(きょうじ)すべからず。
現代語訳
火が野原に燃え広がるようなもので、近づいて手をつけることもできなくなる。
解説
小さな火種のうちなら消し止められたはずのものが、放置しているうちに手のつけられない大火に育ってしまうことがある。人間関係のこじれや、職場の小さな不満、日々の些細な誤解も同じで、初期のうちに向き合わなければ、やがて誰も近づけないほど大きな問題になる。何かがまだ小さく見えているうちに手を打つことの価値を、この譬えは強く印象づけてくれる。
この章句が説くこと
初期対応放置危機
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