論衡 / 雑家
論衡(雑家)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全113句。
『論衡』は、後漢の王充(二七〜一〇〇頃)が、当時の迷信・俗説・儒者の通説を、実証と論理で疑い、批判した八十五篇の書です(今に伝わるのは八十四篇)。人の価値と出世は別であること(逢遇・命禄)、命と努力、人の性(本性)、通説や名声、権威をそのまま信じない姿勢(問孔・刺孟・対作)、古いものを尊び今を軽んじる風潮への反論(斉世・案書)、天変・鬼・祭祀の吉凶観への批判(譴告・訂鬼・解除)などを論じます。孔子や孟子、韓非にまで疑問を向けるため、後世には異端視されることもありました。四庫全書では子部の雑家に分類されます。師導には、維基文庫の標点本(割注・校勘注を除く)の全文を束に収め、そこから為政・人材・学問・評価の見方に引き寄せて読める百十三の箇所を章句に選びました。天や命にかかわる記述は、成立当時の世界観として読んでください。

人生を、一行の式にしてみた。
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