夢中問答集 / 禅
夢中問答集(禅)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全112句。
『夢中問答集』は、臨済宗の禅僧・夢窓疎石(一二七五〜一三五一)が、足利直義(古山)の問いに仮名まじり文で答えた問答集です。上・中・下の三巻、九十三の問答からなり、福を求める心と欲、善根と名利、施しと供養、修行者の心得、魔障への向き合い方、坐禅の工夫、本分と迷悟の見分け方、念仏や他宗との関わりなど、禅の修行を中心に、在家の人にも分かるやさしい言葉で語られます。巻末には、跋を書いた竺仙梵僊の漢文が二篇付き、直義の問いを受けて仮名で書かれた経緯が記されています。師導では九十三の問答を、長いものは小分けにして、跋とあわせて百十二の章句に分けて収めています。底本は一九三四年(昭和九年)に衆善会が刊行した活字本で、国立国会図書館が公開する画像と一字ずつ突き合わせて起こしました。学派は『無門関』『臨済録』などと同じ「禅」に置いています。

人生を、一行の式にしてみた。
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