五輪書 / 処世
五輪書(処世)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全89句。
剣豪・宮本武蔵が晩年、肥後の霊巌洞にこもって書き上げた、日本を代表する兵法書です。地・水・火・風・空の五巻からなり、生涯無敗と伝えられる二刀一流(二天一流)の兵法を、構えや太刀筋といった技術から、勝負の理、心の持ちよう、他流への批判までを体系立てて説きます。「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす」のように、徹底した鍛錬と実利を重んじる思想は、剣術にとどまらず、経営・スポーツ・自己鍛錬の指針として今も世界中で読み継がれています。師導では、地の巻から空の巻まで全巻の要所を、原文・読み下し・現代語訳とともに収めています。