学則 / 古学
学則(古学)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全82句。
荻生徂徠(一六六六〜一七二八)が古文辞の学の方法を七則にまとめた漢文の書で、享保十二年(一七二七)に門人が刊行しました。「東海聖人を出さず、西海聖人を出さず」と始まり、日本人が漢文を訓読(和訓)で読むのは、通訳を重ねて異国の言葉を聞くようなもので、古代中国の言葉をそのまま目で習熟してこそ六経の本来の意味に届くと説きます。時代とともに言葉が移り、言葉とともに道の理解が移ることを「宇は猶ほ宙のごとし」と言い表し、古の文辞を学ぶことは時を越えて古人と同じ席に着くことだとします。後の則では、聖人の道は和風や恵みの雨のように人それぞれの材を養うものであり、人を軽々しく見限らず、天命を知って学ぶことを説きます。附録には、水戸の安積澹泊、京都の堀景山(屈景山)、門人の平野竹渓(平子彬)らに宛てた書簡五道が収められ、学問と文章、朱子学への批判、礼楽や暦法・書数についての問答が具体的に語られます。師導では『日本倫理彙編』巻之六(一九〇二)所収本を底本に、『大日本思想全集』第七巻と『日本儒林叢書』第四冊と照らし、全頁を底本の頁の画像と読み合わせて、七則・附録の書簡五道・跋を章句にして本文の百パーセントを覆いました。学派は「古学」に置いています。
人生の答えは、ぜんぶ古典に書いてあった。
古典の入門書『人生の教科書』(PDF)と、師導の全機能1か月がセットで700円。二十四の悩みに、論語・老子・孫子から徒然草・五輪書までが答えます。
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