維摩経 / 仏教
維摩経(仏教)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全77句。
『維摩詰所説経』は、在家の富豪・維摩詰(ヴィマラキールティ)を主人公にした大乗経典です。鳩摩羅什が弘始八年(四〇六)ごろ長安で漢訳しました。三巻十四品。毘耶離(ヴァイシャーリー)の長者である維摩詰は、病を方便として床に伏し、見舞いに来る人々に法を説きます。釈尊の十大弟子や菩薩たちは、かつて維摩に論破されたことを思い出して見舞いを辞退し、文殊師利がただ一人、使者として訪ねて問答します。「衆生病むを以て、是の故に我病む」「直心是れ道場」「其の心の浄きに随いて、則ち仏土浄し」といった言葉や、三十一人の菩薩が「不二」を語ったあとに維摩が黙して答える場面はよく知られています。出家者より在家者が上に立つ構図が特徴で、日本では聖徳太子が『法華経』『勝鬘経』とともに注釈したと伝えられます。呪術的・神通的な描写が出る節もあるので、解説ではそのことを断ったうえで、組織や人間関係に通じる点を読んでいます。底本は維基文庫の本文(大正新脩大藏經に基づく)で、簡体字の混入は測ったところ0%でした。師導では十四品の全文を七十七の章句に分けて収めています。学派は法句経・六祖壇経などと同じ「仏教」に置いています。

人生を、一行の式にしてみた。
志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。
本の中身を見る