弘道館記述義 / 神道
弘道館記述義(神道)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全56句。
水戸藩士・藤田東湖(一八〇六〜一八五五)が、藩校・弘道館の建学の精神を記した「弘道館記」に注釈を加えた漢文の書です。館記の一句ごとに「臣彪謹案」と述べ、神道と儒教を一つにし、忠と孝、文と武を分けないという水戸学の考え方を、歴史と制度にそって説きます。巻之上は館記の前半を、巻之下は学校のあり方と人の育て方を論じます。冒頭には「藤田東湖傳」と、明治己巳(一八六九)の日付をもつ長岡の序が付きます。尊王攘夷と国体論の色が濃い書なので、幕末の水戸学の立場として、歴史的な文脈のなかで読む必要があります。師導では、武士道叢書下巻(博文館)をNDLの画像で書き起こし、傳・序・巻之上・巻之下を五十六の章句に分けて、白文の部分には書き下し文を付けました。読めなかった字が少数あり、□にしています。

人生を、一行の式にしてみた。
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