省諐録 / 朱子学
省諐録(朱子学)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全54句。
江戸末期の信濃松代藩士・佐久間象山(一八一一〜一八六四)が、獄中で省みたことを、出獄後に記した書です。嘉永七年(一八五四)の夏四月、事により獄に下り、七か月繋がれた象山は、出獄後に、獄中で思ったことを思い出して書き留め、子孫に残そうとしました。序と五十七条からなり、「由外至者、豈足憂戚」と、罪の有無を外に求めない心の持ち方、「經一跌、長一知」の学び方、大火や地震のなかでの備え、西洋の砲術や海防、人材登用や政治の論までを、短い漢文の条で述べます。獄中でも崩れない自己規律と、洋学を学んで国を守ろうとした実務の目が同居していて、失敗や処分を受けた後にどう学び直すか、組織の備えをどう考えるか、という現代の問いにそのまま重なります。外国や身分についての当時の見方を含む条もあるので、解説ではその旨をことわっています。本書は国立国会図書館デジタルコレクション所蔵の『増訂 象山全集 巻1』(一九三五、信濃教育会編)の本文を底本とし、序と五十七条を五十四の章句に分け、書き下し文を付けています。
人生を、一行の式にしてみた。
志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。
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