省諐録 / 第18条
內定心志。外運血氣。晝節飮食。夜少睡眠。修養玅訣。果無多子。
新字:内定心志。外運血気。昼節飲食。夜少睡眠。修養玅訣。果無多子。
書き下し
内は心志を定め、外は血氣を運らし、晝は飮食を節し、夜は睡眠を少なくす。修養の玅訣、果して多子無し。
現代語訳
内には心の志を定め、外には血と気をめぐらせ、昼は飲食を節制し、夜は睡眠を少なくします。修養の妙訣は、結局のところ多くはありません。
解説
修養の要点を短い一文に凝縮した条です。内側では心志を定め、外側では血気を運らし、昼は飲食を節し、夜は睡眠を少なくする。それが修養の妙訣で、あれこれと多くはないと言い切ります。「無多子」は、それだけでごたごたした秘訣などない、という意味合いで読めます。前の第17条の養生と合わせると、心の定めと身体の管理を一続きのものと見ていることが分かります。睡眠を少なくする点は当時の養生観で、いまそのまま取り入れるものではありません。現代の仕事に引き寄せるなら、目標や優先順位を定めること、身体を動かすこと、食事を整えることを同じ土俵で扱う考え方です。複雑な手法を探す前に、基本が日々整っているかを点検する価値があります。
この章句が説くこと
修養心志節制基本妙訣省諐録
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