法句経 / 仏教
法句経(仏教)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全166句。
パーリ語で伝えられた、仏教最古層の経典です。二十六章四百二十三偈(うち一偈は重複)から成り、原始仏典のなかでも古い層に属し、釈尊自身の言葉に最も近いとされる詩句集です。「怨は怨にて息むべきやう無し。無怨にて息む」(第一章)、「戦場に於て千々の敵に克つよりも、一の己に克つ人こそ実に戦士中の最上」(第八章)、「諸の悪を作さず、善を奉行し、自心を浄む、是れ諸仏の教なり」(第十四章=七仏通誡偈)など、いまも人口に膾炙する句の多くがここに出ます。師導が原文欄に収めているのは、荻原雲来(一八六九〜一九三七)の文語訳です。パーリ語の原文そのものではありません。荻原はサンスクリット学者で、この訳注は昭和十年(一九三五)に岩波文庫として世に出て以来、日本における『法句経』の標準的な受容テキストとして読み継がれてきました。訳者の没後七十年以上を経ており、保護期間は満了しています。なお漢訳『法句經』(呉・維祇難等訳)は三十九品七百五十二偈からなる別本で、パーリ本より後に増補されたものです。師導が収めているのはパーリ本の側です。底本は岩波文庫の初版(昭和十年)で、国立国会図書館の画像から全四百二十三偈(第百四十三偈は甲乙の二つ)を書き起こし、昭和二十三年の再刷とも突き合わせました。師導では当初、全二十六章から百十四偈を選んで四十六の章句としていましたが、残りの三百九偈を新たに百二十の章句にまとめ、いまは百六十六の章句で全偈を収めています。字体は、JISで表せない旧字だけを新字に改めています。偈の区切りと章句のまとまりは本サイトの便宜的なもので、原典にはありません。
人生の答えは、ぜんぶ古典に書いてあった。
古典の入門書『人生の教科書』(PDF)と、師導の全機能1か月がセットで700円。二十四の悩みに、論語・老子・孫子から徒然草・五輪書までが答えます。
本の中身を見る