立正安国論 / 仏教
立正安国論(仏教)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全37句。
『立正安国論』は、日蓮が文応元年(1260)に著し、鎌倉幕府の実権者・北条時頼に上呈したと伝わる書です。地震・飢饉・疫病が相次ぐ世を嘆く旅客と主人の、十の問答の形をとります。主人は、災難の原因は人々が正法に背き、法然の『選択集』の説く念仏に傾いたことにあるとし、金光明経・大集経・仁王経・薬師経・涅槃経・法華経などの経文を引いて論じ、改めなければ他国侵逼難と自界叛逆難が起こると警告します。宗派間の論争の中にある文書で、師導では特定の教えを勧める立場をとらず、議論の組み立てと、危機のとき指導者は何を問われるかを読みどころとします。底本は『立正安國論訓點附』(1882年再版)で、国立国会図書館の画像から起こし、別の版と突き合わせました。訓点と奥書は収めていません。三十七の章句に分け、学派は「仏教」に置いています。

人生を、一行の式にしてみた。
志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。
本の中身を見る