配所残筆 / 古学
配所残筆(古学)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全34句。
江戸時代前期の兵学者・儒者の山鹿素行(一六二二〜一六八五)が、赤穂に配流されていた間に、自分の経歴・学問・交わった人々を書き残した自叙です。九歳で林道春の門に入った少年期から、兵学の修行、神道や歌学の伝授、諸大名との交わり、仕官をめぐる話までを、年齢を追って語ります。本文には延宝三年(一六七五)正月十一日の日付と、「山鹿甚五左衛門判」の署名があり、そのあとに、赦免後の書状や口上の覚、北條安房守との切紙のやりとりが続き、「配所殘筆終」で終わります。流罪の身にありながら、自分の学問と来し方を淡々と並べる文体が特徴で、強い自己主張と、人に求められて語る慎みが同居しています。キャリアを人に語る場面や、仕官・転職の条件を考えるときの参考になります。本書は国立国会図書館デジタルコレクション所蔵の『武士道叢書 上巻』(一九〇六)の本文を底本とし、候文のまま、段落と文末で区切って章句にしています。
人生の答えは、ぜんぶ古典に書いてあった。
古典の入門書『人生の教科書』(PDF)と、師導の全機能1か月がセットで700円。二十四の悩みに、論語・老子・孫子から徒然草・五輪書までが答えます。
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