啓発録 / 処世
啓発録(処世)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全35句。
橋本左内(一八三四〜一八五九)が、嘉永元年(一八四八)、数え十五歳のときに、自分を戒めるために書いた五か条です。越前福井藩の医師の家に生まれた左内は、のちに大坂の適塾で緒方洪庵に学び、藩主・松平慶永(春嶽)に仕えて将軍継嗣問題に奔走し、安政六年(一八五九)、安政の大獄で刑死しました。『啓発録』は「稚心を去る」「気を振う」「志を立つ」「学に勉む」「友を択ぶ」の五項目で、甘えを捨て、気を奮い立たせ、志を立て、学び、よき友を選ぶという順を、少年の自分に向けて説きます。安政四年(一八五七)、二十四歳の左内は十年ほど前の旧稿を清書して友と弟に示し、漢文の識語を添えました。師導は明治二十二年(一八八九)刊の版を底本に、同三十年刊の版と一字ずつ読み合わせて収めています。
人生の答えは、ぜんぶ古典に書いてあった。
古典の入門書『人生の教科書』(PDF)と、師導の全機能1か月がセットで700円。二十四の悩みに、論語・老子・孫子から徒然草・五輪書までが答えます。
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