日本伝治乱要決 / 兵家
日本伝治乱要決(兵家)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全29句。
常陸の人・高山健貞(正英、字は剛弼)が著した、国を治める道と乱に備える心得の書です。矢田部侯・源興晴の序(宝暦十三年)によれば、上杉謙信の兵学とされる「日本伝」の名のもとに、外の教えを借りずに治国制乱の要を説くことをめざした書で、治基巻(国体第一〜賞罰第十九)、自立巻(真妄第一〜開諫第十二)、応乱巻(乱機第一〜号令第廿七)の三巻から成ります。巻末には門人・三宅英の跋が付きます。日本固有の道を強調する語が多いので、江戸中期の兵学書として歴史的な文脈で読み、解説は現代の組織運営に置き換えています。

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