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おもひで草 / 国学

おもひで草の章句一覧

おもひで草(国学)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全24句。

幕末の国学者・歌人の伴林光平(一八一三〜一八六四)が書いた随想『おもひで草』の抄録です。奥書には文久二年(一八六二)五月の日付があります。目録に並ぶ十八の篇のうち、筆と学問、君臣の名分、湯武放伐、和戦の当否、文と武のあり方、善悪と忠逆の名の正しさなどを、和文で順に論じます。前に置かれた編者の「伴林光平傳」は、光平が後に天誅組に加わったことまで記します。国学者の立場から君臣名分や国体を説く書なので、幕末の尊王論の文脈のなかで読む必要があります。師導では、武士道叢書下巻(博文館)をNDLの画像で書き起こし、傳・本文十八篇・奥書を二十四の章句に分けました。底本で読めない字が三か所あり、そのまま□にしています。

『おもひで草』を学ぶ道

かいつまんで学ぶか、全部読み通すか。どちらからでも入れます。

通読 おもひで草・全句通読 全24句を、4回に分けて順に読み通す 全4回
伴林光平傳・国学へ転じた伴林光平の前半生
伴林光平傳・天誅組に加わり獄に散る最期
以筆換桴・筆をとる文人も武士と同じ覚悟
學問要路・学問は利害を弁え行うためにある
君臣名義・血統を貴ぶ皇国の君臣の名義
君臣名義・将軍と朝廷、陪臣と陪従の区別
君臣名義・陪臣の名義をめぐる柴野彦助の逸話
湯武弑奪・湯武を聖人とする説への反論
一朝一夕・一朝一夕の語が招く不忠不孝
和戰當否・和戦の議論は時を見て判断する
和戰當否・義に喩る者と利に喩る者
良工醫國・国の病を見分ける良医の心得
勇怯勝敗・勇怯勝敗は武器でなく気力による
讀書利害・読書は酒と同じ、溺れれば精神を失う
讀書規則・外国の書は事に備えて読むもの
敎諭次序・教えは先に惑いを解いてから説く
物無兩全・物に両全なし、利害は用いる人にある
神國文武・教えは国の風土に合わせて設けるもの
文武左右・文武の左右と、武を軽んじない国風
文武不二・文武は二つに分けず一つに備える
內外無別・内外の別と弘道館の祭り方への疑問
善惡混名・言い換えで実を偽る忌み言葉
忠逆反名・守屋と馬子に見る忠逆の分かれ
奥書・奥書、文久二年五月の識語
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

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