十牛図 / 禅
十牛図(禅)の名句を、現代語訳と実践の解説つきで。全10句。
『十牛図』は、宋代の禅僧・廓庵(廓庵師遠)の作とされる、禅の修行の道すじを、牛を探す牧人の十の場面にたとえた作品です。尋牛・見跡・見牛・得牛・牧牛・騎牛帰家・忘牛存人・人牛倶忘・返本還源・入鄽垂手の十図に、それぞれ短い序と四句の頌が付きます。牛は本来の自己のたとえとして読まれ、探し、見つけ、鍛え、手放し、最後は市に出て人を導くという流れは、技を身につけて人を育てるまでの道のりとしても読めます。師導には、釈宗演『提唱十牛圖』(1896年)が引く廓庵の序と頌を、国立国会図書館の画像から起こして収めました。絵と、ほかの人の序・和頌・講話は収めていません。ほかの版との全文の照合は行っていません。十の章句に分け、学派は「禅」に置いています。

人生を、一行の式にしてみた。
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