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尚書 / 康誥

巳!汝惟小子,乃服惟弘。王應保殷民,亦惟助王宅天命,作新民。」王曰:「嗚呼!封。敬明乃罰。

新字:巳!汝惟小子,乃服惟弘。王応保殷民,亦惟助王宅天命,作新民。」王曰:「嗚呼!封。敬明乃罰。

書き下し

已(や)んぬるかな、汝惟れ小子、乃の服惟れ弘し。王殷の民を応保し、亦惟れ王を助けて天命を宅(さだ)め、新民を作せ。」王曰く、「嗚呼(ああ)、封よ。敬みて乃の罰を明らかにせよ。

現代語訳

ああ、汝は若輩者だが、汝の務めは大きい。王(私)が殷の民を受け入れて守るのを助け、また王を助けて天命を定め、民を新たにせよ。」王は言った。「ああ、封よ。慎んで汝の刑罰を明らかにせよ。

解説

康誥篇の中で、統治の総論から刑罰論へ移る転換点の一節である。前には「怨みは大に在らず、亦小に在らず」の名句があり、それを受けて、若くとも務めは大きいと康叔を励まし、殷の民を受け入れて守り、民を新たにせよと命じる。この「新民を作す」は、後に朱子が『大学』の「親民」を「新民」と読む根拠の一つとした言葉として知られる。そして「敬みて乃の罰を明らかにせよ」と、ここから刑罰の慎重な運用について詳しく語り始める。人を新しくするという大きな目標と、罰を公正かつ慎重に行うという具体的な手段が並べられている点は、組織を変えようとする者にとって示唆に富む。

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