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新書 / 傅職

天子居處燕私,安而易,樂而湛,夜漏屏人而數,飲酒而醉,食肉而飽,飽而彊食,饑而餒,暑而暍,寒而懦,寢而莫宥,坐而莫恃,行而莫先莫後,帝自爲開戶,自取玩好,自執器皿,亟顧還面,而器御之不舉不臧,折毀喪傷,凡此其屬,少保之任也。干戚戈羽之舞,管籥琴瑟之會,號呼歌謠聲音不中律,燕樂雅頌逆樂序,凡此其屬,詔工之任也。不知日月之不時節,不知先王之諱與國之大忌,不知風雨雷電之眚,凡此其屬,太史之任也。

新字:天子居処燕私,安而易,楽而湛,夜漏屏人而数,飲酒而酔,食肉而飽,飽而彊食,饑而餒,暑而暍,寒而懦,寝而莫宥,坐而莫恃,行而莫先莫後,帝自為開戸,自取玩好,自執器皿,亟顧還面,而器御之不舉不臧,折毀喪傷,凡此其属,少保之任也。干戚戈羽之舞,管籥琴瑟之会,号呼歌謡声音不中律,燕楽雅頌逆楽序,凡此其属,詔工之任也。不知日月之不時節,不知先王之諱与国之大忌,不知風雨雷電之眚,凡此其属,太史之任也。

書き下し

天子の居処燕私、安んじて易り、楽しみて湛り、夜漏に人を屏けて数え、酒を飲みて酔い、肉を食らいて飽き、飽きて強いて食らい、饑えて餒え、暑くして暍し、寒くして懦え、寝ぬるに宥むる莫く、坐するに恃む莫く、行くに先なく後なく、帝自ら戸を開き、自ら玩好を取り、自ら器皿を執り、亟しば顧み還面し、而して器御の挙がらず臧からず、折毀喪傷す、凡そ此の属は、少保の任なり。干戚戈羽の舞、管籥琴瑟の会、号呼歌謡の声音律に中らず、燕楽雅頌の楽序に逆らう、凡そ此の属は、詔工の任なり。日月の時節ならざるを知らず、先王の諱と国の大忌を知らず、風雨雷電の眚を知らず、凡そ此の属は、太史の任なり。

現代語訳

天子の私的な暮らしで、気が緩んで怠け、楽しみにふけり、夜更けに人を遠ざけて数え、酒を飲んで酔い、肉を食べて満腹し、満腹してなお無理に食べ、空腹になれば衰え、暑ければ中り、寒ければ弱り、寝ても安らげず、坐っても頼るものがなく、歩いても前も後ろもいない。帝が自分で戸を開け、自分で玩好の品を取り、自分で器や皿を持ち、しばしば振り返り、器物の扱いが上手くいかず良くなく、壊したり傷めたりする。このたぐいは少保の職分です。盾・斧・矛・羽の舞、笛や琴瑟の集い、叫びや歌の声が音律に合わず、宴の楽や雅頌の楽の順序に反する、このたぐいは詔工(楽官)の職分です。日月の時節に合わないことを知らず、先王の諱と国の大きな忌みを知らず、風雨雷電などの異変を知らない、このたぐいは太史の職分です。

解説

「傅職」の締めの段で、天子の私生活の乱れ、音楽、暦や禁忌の知識という三つの領域を、それぞれ少保・詔工・太史の担当に振り分けます。私生活の描写には、飲食の過ぎ、寝ても安まらず、前後に付く者もなく自分で何でも取る、という孤独な放縦ぶりが出ています。ここで賈誼は、体調と感情の乱れを個人の問題とせず、世話をする役が担うべき領域として定義します。音楽や暦の担当も、公的儀礼の秩序が専門職の知識に支えられていることを示します。会社でも、トップの生活の乱れや孤立は、判断の質に直結します。心身の状態を気にかける人、専門的な暦や規範を預かる人を、役割として置いておくことは、経営の安全装置になります。

この章句が説くこと

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