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易経 / 蒙卦

利用刑人,以正法也。 子克家,剛柔接也。 勿用取女,行不順也。 困蒙之吝,獨遠實也。 童蒙之吉,順以巽也。 利禦寇,上下順也。

新字:利用刑人,以正法也。 子克家,剛柔接也。 勿用取女,行不順也。 困蒙之吝,独遠実也。 童蒙之吉,順以巽也。 利禦寇,上下順也。

書き下し

用て人を刑するに利ろしとは、以て法を正すなり。子家を克くすとは、剛柔接わるなり。用て女を取る勿かれとは、行い順ならざるなり。蒙に困しむの吝は、独り実に遠ざかればなり。童蒙の吉は、順にして以て巽なればなり。寇を禦ぐに利ろしとは、上下順なるなり。

現代語訳

「罰すべき人は罰するのがよい」とは、それによって法を正すことである。「子が家を立派に治める」とは、剛と柔とがうまく交わることである。「このような女を娶ってはならない」とは、その行いが道に順っていないからである。「蒙のままで苦しんで恥をかく」とは、ただ一人、充実した陽から遠く離れているからである。「幼く素直な者で吉」とは、素直に従い、へりくだるからである。「害を防ぐのがよい」とは、上も下も道に順うことである。

解説

蒙の爻辞に付けられた象伝で、教え導く手だてに理由を添えています。刑を用いるのは罰するためではなく「以て法を正すなり」、つまり筋道を正すためだとします。六四が蒙のまま苦しむのは「独り実に遠ざかればなり」、ただ一人、充実した陽から遠く離れているからだという指摘は、よい師や仲間から離れて孤立することの害をいいます。学ぶ人を伸ばすには、規律を正すことと、力のある人のそばに置くことの両方が要ります。育成の場で、誰かを孤立させていないか見直したいものです。

この章句が説くこと

教育孤立規律師

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