詩経 / 国風・召南・何彼襛矣
《何彼襛矣》,美王姬也。雖則王姬亦下嫁於諸侯,車服不係其夫,下王后一等,猶執婦道,以成肅雝之德也。 何彼襛矣?唐棣之華。曷不肅雍?王姬之車。 何彼襛矣?華如桃李。平王之孫,齊侯之子。 其釣維何?維絲伊緡。齊侯之子,平王之孫。
新字:《何彼襛矣》,美王姫也。雖則王姫亦下嫁於諸侯,車服不係其夫,下王后一等,猶執婦道,以成粛雝之徳也。 何彼襛矣?唐棣之華。曷不粛雍?王姫之車。 何彼襛矣?華如桃李。平王之孫,斉侯之子。 其釣維何?維糸伊緡。斉侯之子,平王之孫。
書き下し
何彼襛矣(かひじょうい)は、王姫(おうき)を美むるなり。則ち王姫と雖も亦諸侯に下嫁し、車服其の夫に係(かか)わらず、王后に下ること一等なるも、猶お婦道を執り、以て粛雝(しゅくよう)の徳を成すなり。 何ぞ彼の襛(じょう)たる、唐棣(とうてい)の華。曷(なん)ぞ粛雍(しゅくよう)ならざらん、王姫の車。 何ぞ彼の襛たる、華、桃李の如し。平王の孫、斉侯の子。 其の釣(つり)は維(こ)れ何ぞ、維れ糸伊(こ)れ緡(びん)。斉侯の子、平王の孫。
現代語訳
「何彼襛矣」の詩は、王姫(周王の娘)をたたえたものである。王姫であっても諸侯に嫁ぐことがある。その車や衣服は夫の身分によって決まらず、王后よりわずか一等下がるだけの格式であったが、それでもなお妻としての道を守り、つつしみ深く和やかな徳を成し遂げたのである。 なんとあでやかで盛んなことか、にわざくらの花のよう。どうしてつつしみ深く和やかでないことがあろう、王姫の車は。 なんとあでやかで盛んなことか、その花は桃や李(すもも)のよう。平王の孫娘と、斉侯の子息との婚礼。 釣りをするには何を使う。絹の糸をより合わせて釣り糸にする。斉侯の子息と、平王の孫娘と。
解説
この章句が説くこと
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