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士規七則 / 第七則

一死而後已四字、言簡而義廣、堅忍果決、確乎不可拔者、舍是無術也、

新字:一死而後已四字、言簡而義広、堅忍果決、確乎不可抜者、舎是無術也、

書き下し

一、死して後已むの四字は、言簡にして義広し。堅忍果決、確乎として抜くべからざる者は、是れを舎きて術無きなり。

現代語訳

「死して後已む」(死ぬまでやめない)の四字は、言葉は簡単だが意味は広い。堅くこらえ、思い切りよく決断し、しっかりとして揺るがないものとなるには、これをおいて方法はない。

解説

第七則は、『論語』泰伯篇の曾子の言葉「仁以て己が任と為す、亦重からずや。死して後已む、亦遠からずや」から取った「死而後已」の四字を掲げます。諸葛孔明も出師の表で「鞠躬尽力、死して後已む」と誓いました。松陰は、粘り強さも決断力も揺るがぬ意志も、つまるところ生涯やめないという覚悟から生まれると言います。才能や気分ではなく、続けることそのものが人を強くするという考えです。この四年後、松陰は留魂録を書いてこの言葉どおりに生を終えました。

この章句が説くこと

継続覚悟堅忍決断曽子

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