三字経 / 『三字経』五代から宋、十七史へ
梁唐晉,及漢周,稱五代,皆有由。 炎宋興,受周禪,十八傳,南北混。 十七史,全在茲,載治亂,知興衰; 讀史者,考實錄,通古今,若親目。
新字:梁唐晋,及漢周,称五代,皆有由。 炎宋興,受周禅,十八伝,南北混。 十七史,全在茲,載治乱,知興衰; 読史者,考実録,通古今,若親目。
書き下し
梁・唐・晋、及び漢・周、五代と称し、皆由有り。 炎宋興り、周の禅を受け、十八伝にして、南北混ず。 十七史は、全て茲に在り。治乱を載せ、興衰を知る。 史を読む者は、実録を考え、古今に通じ、親しく目にするが若し。
現代語訳
後梁・後唐・後晋、そして後漢・後周を五代と呼び、それぞれに由来があります。 火徳の宋が興り、周から禅譲を受け、十八代続いて、南北が一つに混じりました。 十七史はすべてここにあります。世の治まりと乱れを記し、興亡のわけを知ることができます。 史を読む者は、実録を調べ、古今に通じて、自分の目で見たかのようにします。
解説
唐の後の五代から宋に至り、歴史の読み方で締めます。十七史は『史記』から五代史までを数える通称で、この書の成立時点の正史の集まりを指します。宋が十八代続いたという数え方は、この書が南宋の滅亡までを含む形になっています。実録を考えよという勧めは、一次資料にあたる姿勢で、まとめた記事より原典に近づくことを重んじます。現代でも、噂や要約ではなく、一次情報で判断する大切さに通じます。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
五代宋十七史実録興衰
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