三字経 / 『三字経』周礼・礼記・詩・春秋
我姬公,作周禮,著六典,存治體; 大小戴,註禮記,述聖言,禮樂備; 曰國風,曰雅頌,號四詩,當詠諷; 詩既亡,春秋作,寓褒貶,別善惡。
新字:我姫公,作周礼,著六典,存治体; 大小戴,註礼記,述聖言,礼楽備; 曰国風,曰雅頌,号四詩,当詠諷; 詩既亡,春秋作,寓褒貶,別善悪。
書き下し
我が姫公、周礼を作り、六典を著し、治体を存す。 大小戴、礼記に註し、聖言を述べ、礼楽備わる。 曰く国風、曰く雅頌、四詩と号し、当に詠諷すべし。 詩既に亡びて、春秋作られ、褒貶を寓し、善悪を別つ。
現代語訳
我らが周公旦は『周礼』を作り、六つの官制を記して、国を治める体制を残しました。 大戴と小戴は『礼記』に注をつけ、聖人の言葉を述べ、礼楽が整いました。 国風・雅・頌と数えて四詩と呼び、声に出して味わうべきです。 詩が衰えたのち『春秋』が作られ、そこに褒貶をこめて、善と悪を見分けました。
解説
『周礼』は周公の作と伝わりますが、成立は後世とする説が有力です。大戴と小戴は漢代に礼を編んだ二人の学者で、『礼記』の伝承に関わります。『詩経』は国風・小雅・大雅・頌の四つに分けるため四詩と数えます。『春秋』が詩の衰えのあとに作られたという見方は、『孟子』にも通じます。褒貶を書き込むという点は、記録を書くことが評価の行為でもあるという自覚を示し、人事評価や議事録を書く立場にも通じます。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
周礼礼記四詩春秋褒貶
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