三字経 / 『三字経』六穀・六畜・七情・八音
稻粱菰,麥黍稷,此六穀,人所食; 馬牛羊,雞犬豕,此六畜,人所飼。 曰喜怒,曰哀樂,愛惡欲,乃七情; 匏土革,木石金,與絲竹,乃八音。
新字:稲粱菰,麦黍稷,此六穀,人所食; 馬牛羊,鶏犬豕,此六畜,人所飼。 曰喜怒,曰哀楽,愛悪欲,乃七情; 匏土革,木石金,与糸竹,乃八音。
書き下し
稲・粱・菰、麦・黍・稷、此れ六穀、人の食らう所。 馬・牛・羊、鶏・犬・豕、此れ六畜、人の飼う所。 曰く喜怒、曰く哀楽、愛・悪・欲、乃ち七情。 匏・土・革、木・石・金、糸竹と与に、乃ち八音。
現代語訳
稲・粱・菰、麦・黍・稷、これが六穀で、人の食べるものです。 馬・牛・羊、鶏・犬・豚、これが六畜で、人の飼うものです。 喜び・怒り、哀しみ・楽しみ、愛・憎・欲、これが七情です。 匏・土・革、木・石・金に、糸と竹を加えたものが八音です。
解説
暮らしの身近な数え歌です。六穀と六畜は日々の糧、七情は『礼記』礼運篇に出る人の感情、八音は楽器の素材による分類で、匏は瓢箪、土は土笛、革は太鼓、糸は弦、竹は笛を指します。衣食から感情、音楽までを数でまとめ、子どもが覚えやすいよう韻を踏んでいます。仕事の面では、感情を七つに整理する発想が参考になります。自分の怒りや欲を名前で呼べれば、反応に飲み込まれず、冷静に扱いやすくなります。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
六穀六畜七情八音礼運
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